知っておきたい荷物の過積載について

貨物自動車の過積載の原因によるトラブルを取り上げます。
貨物自動車の積載量は車両の構造の耐荷重の能力に応じて規制されています。板バネの枚数やタイヤの耐荷重によってタイヤの本数も決まっています。その車両の能力を超えた時、車両そのものの破損が生じます。最悪の事態では、走行不能となります。業務の中断や停止を招き、ひいては会社の信頼を損なう事にまで至ります。荷主の依頼を断りにくいとか、一度でたくさん稼ぎたいからと法律を破ってもどこかにしわ寄せがきます。
高さの制限を超えた時は、施設に衝突したり、破損させたりすることもあります。橋脚に引っ掛かり通行不能の事態にもなります。横転の大事故で通行止めになる事もあります。大事故は、インターネットで公表しなければなりません。これも会社の信頼へ波及します。
もう一つの大きな弊害は、制動停止距離が予想以上に伸びることです。思ったように止まらない、曲がらない、走らないの三拍子が危険を増幅させます。追突の危険や遠心力による横転の危険、エンジンへの負荷がかかる事による故障をも招きます。大型貨物には、積載の記録の保存が義務付けられていますが、中型車はその規定が無いため特に注意が必要です。

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